wcam24 memo

カメラ(Pentax / Micro4/3),デジモノ,株・FX,ランニングなどをつらつらと.

手出ししづらい展開

年明けでいきなりの荒れた展開となりましたなぁ.


中国の先行きは相変わらず読めないところ.月〜木の4日間で2回サーキットブレーカーが発動,結局金曜はサーキットブレーカーそのものの運用を一時停止するなど,混乱が続く展開に.金曜はまぁまぁ小康状態でしたが,これはどちらかといえば人民元を切り上げ方向に持っていったことのほうが効いているように思います.

同日(1/08)は,米国雇用統計が発表.12月雇用者数が当初予想を大幅に上回ったほか,10・11月分も上方修正となりました.発表をみる限りでは,FRBによる利上げを正当化するに十分なデータではないかと思います.ただ,中国不安が資源国・途上国に飛び火して資産流出を招いている*1なかで,米国は現状のスタンス(=利上げ)を維持するというシグナルにも読めます.結果,安全資産である円が買われる結果となりました.ユーロも買われています.

www.bloomberg.co.jp

1/11週の動きですが,ちょっと読めんです.金曜昼の値動きから,いい加減落ち着くだろうと思っていましたが,あてが外れました.個人的には,ユーロドル,ドル円いずれも長期下落傾向,現在の上昇はあくまで一時的なものと考えてますが,いつまで続くかがよくわからんです.春先くらいまではさくっと放置するか,長期的視点で少しずつドル買を入れていくか,どっちかかなぁと.

*1:豪ドル/円は週間で6.5%の下落,南アランド/円は7.2%下落で最安値更新中.